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長生きうがい

2022-08-12

長生きうがい2022年8月9日に文響社から「食事でムセない!のどを鍛える長生きうがい」という本が出版されました。
著者は日本におけるオーラルフレイル研究の第一人者で東京都健康長寿医療センターの平野浩彦先生です。本のはじめに次のことが書いてありました。

  ●食事でよくムセる 
  ●急にセキ込む 
  ●口の中が渇く 
  ●硬い食べ物が食べにくくなった 
  ●言葉が発音しにくい 

もしも今、あなたがこれらの症状があるなら、今から4年後、要介護リスクが2倍以上に高まることをご存じですか?

要介護とは、誰かのサポートがなければ日常生活を送るのが難しい状態のこと。
「ムセたりセキ込んだりすることが最近増えた気がするけど・・・近い将来、介護のお世話になっている自分なんて今はまったく想像できない・・・」
そう感じる人も多いかもしれません。でもこれは事実です。
これらの症状は、口の中の舌やのどなどが衰える「オーラルフレイル」で起こります。
「お口の老化」であるオーラルフレイルがあると、今後何らかの病気やケガなどがきっかけで、介護のお世話になる可能性が出てくるのです。
それだけではありません。「オーラルフレイルがある人は、健康な人に比べて4年後の死亡リスクがなんと2倍以上に高まる可能性がある」そんな調査結果も出ています。
わずか4年後の健康状態でさえ危ういなんて、ちょっと想像しただけでも怖いと思いませんか?

70代で急に老け込む人、80歳の壁を超えて元気な人、その違いは「口の中」にある。
私はこれまで20万人以上の患者さんも治療と調査をしてきましたが、あるときから、患者さんの口の中を見るとその人の健康状態、老化の進み具合などを想像できるようになりました。
口の中は、健康情報の宝庫なのです。

70代で急に衰えて病気になる人、80歳の壁を超えてますます元気な人、実にさまざまです。
私がみなさんに今すぐ実践してもらいたいオーラルフレイル対策は、「うがい」です。うがいはまさに、お口のスクワット。
スクワットは「エクササイズの王様」といわれますが、お口におけるエクササイズの王様が「うがい」です。
「たかが、うがい」と思っている人には、ぜひその秘めたる力をしていただけたら幸いです。そして皆さんも「長生きうがい」を始めてみませんか?

配信 Willmake143

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