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体をむしばむ慢性炎症

2022-08-03

体をむしばむ慢性炎症様々な生活習慣病やがんの引き金になる「万病のもと」として近年注目されている慢性炎症についての記事が2022年7月30日付の日経新聞に載っていました。
炎症は本来、悪者ではありません。体の異常事態を元に戻そうとする防御反応だからです。
例えばウイルスが侵入し風邪をひくと、免疫細胞から炎症性サイトカインというタンパク質をはじめ、炎症を促す炎症性物質が産生されます。
すると免疫システムが刺激され、ウイルスを排除しようと攻撃を始めます。
熱が出たりのどが腫れたりするのは、こうした体の修復過程で一時的に起こる急性炎症です。修復が完了すると炎症は治まります。


体をむしばむ慢性炎症一方、自覚症状のない弱い炎症が、体内で長期にわたってじわじわ続くという現象が近年知られるようになってきました。

これが慢性炎症です。炎症が収束せずに慢性化すると、炎症性物質が必要以上に作られ、免疫システムが過度に活性化します。
そして正常な細胞まで傷つけるようになり、やがて重篤な病気を引き起こします。
動脈硬化、糖尿病、高血圧、がん、認知症など慢性炎症が関わるとされる病気は枚挙にいとまがありません。

慢性炎症の第一の原因に挙げられるのは内臓脂肪型肥満です。慢性炎症のもう一つの主要原因は老化細胞です。
「慢性炎症をなるべく抑えることが健康長寿の秘訣」と慶應義塾大学医学部百寿総合研究センターの新井康通センター長は言っています。


体をむしばむ慢性炎症

配信 Willmake143

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